リコを思い出そう

2006年7月2日
リコがお布団におねしょをした時、もうずっと前だけど叱ったね
でもそれがおねしょじゃなくて、老化の一つだと分かってからは
もう叱らなかった

それからは何をしても叱らなかった、もう残された時間を楽しく過ごしたかったから

躾の時期はもう終わった、そう悟った私

お菓子の棚に顔を突っ込んでお菓子の袋を引きずり出し
勝手に食べてたりした時はさすがに「リコちゃんダメでしょ」って言ったけど
リコはそ知らぬ顔で、ノッソノッソと行っちゃうし

見えてなかったはずなんだけど、コロッケ1個盗み食いとか
1個ってところがなんとも言えない・・・
もっと食べたいんだから、2個3個ってなるはずが
1個で終了、あとはもらえるのを座って待つ

今は夕飯をテーブルの上に用意しても誰も盗み食いしない
当たり前か
目が見えなくなったのはもうけっこう前なんだけど
ここ数ヶ月は我がまま?勝手?が強くなって
いい匂いのする物が鼻先に当たれば食べちゃうんで
私達は急いで食べたり、立って食べたり
自分の分を食べちゃったリコにグイグイ押されたり

食べることばかり・・・・・・・・・・・・

でも毎日リコがいて楽しかった
リコがいるだけで柔らかい空気が流れていた

もう一度リコと一緒に笑いたい

今は老犬になったリコしかあまり思い出せないけれど
若かったリコを思い出そう

楽しかったあの頃を思い出そう

今日近所のおばさんにリコが亡くなったことを言った
ねぎらってくれた、ありがとう
若い頃脱走するとそこのおばさんの家によく行ったもんね

おばさんも最期ワンちゃんを苦労して看取ったらしい。

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